ハーベストプレッシャーの下、下げ止まらないシカゴトウモロコシ

 シカゴトウモロコシはハーベストプレッシャーの下、順調に下落している。季節的習性というべき動きであり、収穫進展に伴い生産者の売りを浴びて現物も軟調地合いを続けている。シカゴ期近12月限は8月10日の8.49ドルの高値から9月27日には7.1175ドルまで値を崩している。6月15日の安値である5.06ドルから8月10日まで実に3.43ドルも急騰したが、すでに3分の1押しを果し、半値押しとなる6.7750ドルを試す可能性も伺える。
 期近12月限の100日移動平均線は6.88ドル、一目均衡表の雲の下限は6.7750セントで、半値戻しの値位置付近に重要な節目が揃っており、それを目指す準備を整えているとも考えられる。
 米農務省は9月28日に9月1日現在の全米在庫を明らかにする。この在庫は2011年度の期末在庫に相当するため、10月の需給報告にそのまま反映されるため、例年、市場の関心も高い発表といえる。ダウジョーンズが集計したアナリストの事前予想平均は11億2600万ブッシェルで、9月に米農務省が示した期末在庫の11億8100万ブッシェルを下回ると想定している。このため、発表される数字は強気に評価されることも想定され、シカゴの自律反発を誘うことも考えられるが、一時的にとどまるだろう。
 週末から今後10日間は晴天が米コーンベルト全般に続き、収穫が急ピッチに続くとみられる。9月23日現在の収穫進捗率はまだ39%で、10月第一週を経て、収穫進捗率が70%を越え、ハーベストプレッシャーを織り込むとみられるが、まだまだハーベストプレッシャーを浴びる時期はしばらく続くと考えるべきだろう。

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