週刊石油展望

 先週末1日のWTI原油は前週比0.87ドル安の57.57ドル、ブレント原油は同0.58ドル安の62.86ドルとなった。

 前週末11月25日は11月30日に行われるOPEC総会への期待感に加え、カナダ産原油を米国に輸送するキーストーンパイプラインの原油漏洩事故による操業停止が材料視され続伸となった。

 先週はOPEC総会を控え、減産延長を期待した買いと、投機筋の買い玉が過去最高水準にある中織り込み済みとの見方の売りが交錯し荒い値動きとなった。どちらかと言えば後者が優勢で、まとまった売りが散見されレンジの下値を切り下げたが、下げ幅は限定的だった。OPEC総会では見込まれていた通り9ヶ月の減産延長(2018年12月まで)が決定し、減産が免除されていたナイジェリア、リビアに2017年のそれぞれの最大生産量である180万B/Dと100万B/Dの生産上限が設定された。発表後は総会前までの動きと同様の値動き、つまり事実の売りと需給改善期待の買いからレンジ内の動きに終始した。その他の材料としては、売り要因として28日に前述のキーストーンパイプラインが一部操業を再開し、米の供給不安が後退したこと。逆に買い要因としては、ダウ平均が週間で700ドル以上上昇したことが挙げられる。

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