NY金、上昇過程の調整(日柄・値幅)局面。

 NY金(12月限)は、一目均衡表(日足)の雲のねじれと重なる8月末、バーナンキ議長によるジャクソンホールでの講演を受けて2011年9月に付けた史上最高値を起点とした下降トレンドを上抜いて急反騰となった。その後、ドイツの憲法裁判所が欧州安定メカニズム(ESM)批准などを承認した事に続き、米連邦公開市場委員会(FOMC)での量的緩和第3弾(QE3)決定もあり、1790ドル台まで押し目らしい押し目を付けずに続伸となった。

 今回の相場は、リーマンショック時での急落からの立ち直り相場と類似しているが、リーマンショックの際は、2008年8月に90日移動平均線と200日移動平均線がデッドクロス。約半年後に実体が200日移動平均線を上抜き、その後の押し目で200日移動平均線の下値支持を確認後、2009年3月にゴールデンクロスとなり、新たな上昇トレンド再開・史上最高値更新となった。今回は、2012年3月に90日移動平均線と200日移動平均線がデッドクロス。実体も200日移動平均線を上抜いてきた。リーマンショック時とのフラクタルが継続すると仮定すると、ここから一旦調整を入れた後、90日線と200日線がゴールデンクロスし、新たな長期上昇トレンド入りがより強く意識される流れへ向かうだろう。相場格言で言えば「初押し買うべし」の局面だ。

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