週刊石油展望

≪海外原油市況≫週末14日15:30時点、WTI原油は先週比4.34ドル高の99.66ドル、ブレント原油は同3.46ドル高の116.95ドルとなっている。
 前週末の米国雇用統計で失業率は予想より低下していたものの 非農業部門雇用者数が事前予想を下回った事でFOMCでの量的金融緩和第3弾(QE3)観測が強まり 株式市場・商品市場などへの資金流入期待などにより大きく上昇して始まった。原油が買われる材料として上記以外にも今週は幾つか重なった。まず一つ目は欧州債務問題の解決に不可欠なドイツの欧州安定化メカニズム(ESM)設立の条約が批准されたこと。二つ目はイエメンとリビアでの米大使館への抗議デモがあり、この事で中東産油国からの供給懸念が台頭したことなどがある。
 市場の注目を集める中で開催されたFOMCは、大方の予想通りQE3の導入が決定。内容としては①住宅ローン担保証券を月400億ドルずつ購入②量的緩和策には期限や双枠を設けない③事実上のゼロ金利政策は2015年半ばまで継続。さらにバーナンキFRB議長は「経済が弱ければ、さらにやる」としMBSの購入以外の追加措置を示したことから「リスクオン」の展開となり株式・商品市場が大き買われる展開となった。

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