トウモロコシ、期待外れの生産高予想を受け下値探りへ

 米農務省が12日に発表した第2回生産高予想で、米国トウモロコシの生産高は107億2700万ブッシェル(イールドは122.8ブッシェル)で、8月予想の107億7900万ブッシェル(同123.4ブッシェル)を下回っている。ただ、市場事前予想平均が104億0300万ブッシェル(同120.3ブッシェル)を大幅に上回ったこともあり、期待外れの結果を受けて、シカゴトウモロコシは失望売りを誘い、取引中心限月の12月限は7月24日以来の7.60ドル割れを演じている。
 チャートをみても、50日移動平均線を下抜けしたことで、弱気筋の間からは100日移動平均線の6.60ドル前後までの急落を予想する声が挙がるほど、今回の発表に対する失望の声が強かったといえる。さすがに6.60ドルまでは1ドル近い水準もあるため、目先的には3分の1押しの7.35ドル前後がとりあえずの下値メドと考えられる。
 ところで、米コーンベルトではトウモロコシの収穫が始まっており、9日現在の全米平均の収穫進捗率は15%(前年5%、平年5%)で、今後2週間にかけて急ピッチに収穫するとみられている。成熟が58%(前年27%、平年29%)だけに、成熟のペースからみて、今後2週間で50%近い収穫進展が期待されるため、それに伴うハーベストプレッシャーが相場の上値を抑制すると想定される。

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