インドとインドネシアの天然ゴム産業の将来性

★ 南インドのマドゥライにおける、天然ゴム会議が先週末2日間にわたって開催され、主催者側の発表では250人の関係者が出席したという。インドのゴム製品メーカー大手TVSスリチャクラ社のコンプライアンス担当役員でインド天然ゴム協会会長を務めるP. Vijayaraghavan氏は、インドの天然ゴム業界は、国境の壁を排して世界経済が混ざりあう中で、競争はあるが、活況を誇っていると述べた。インドの天然ゴム工業界は環境に優しい生産技術を発展させ、技術開発を促進し新規技術の導入を図っていると述べている。

 Helar Marketing and Consultants社の社長K. J. Janakar氏は、15の大学と22の技術専門学校が天然ゴム産業の技術開発を行っており、インドの天然ゴム工業の躍進の一翼を担っているという。インドには約6000の中小天然ゴム工業生産者があり、マドゥライは南インドの天然ゴム工業の中心部となっている。マドゥライ地区のP. Srinivasavaradhan会長はインドの天然ゴム工業は黎明期にあり、今後大きく発展する潜在性を持っていると述べている。マドゥライ天然ゴム会議はインドの天然ゴム技術開発や材料テスト、品質管理、開発技術やビジネスの交流を行って閉幕した。

★ インドネシア政府は、天然ゴム生産農園の生産規模拡張を計画しているとインドネシア工業大臣Haris Munandar氏は述べている。インドネシア工業省は、現在の300万ヘクタールの農園規模を350万ヘクタールに増設する計画だという。国内の天然ゴム消費量は現在58万トンに過ぎないが、今後増加する潜在性はあるという。大臣は「インドネシア天然ゴム工業は今がチャレンジのチャンス」と述べ、国内需要の開発と生産の強化を行う考えだ。インドネシアの天然ゴム輸出は、現在国内生産の約7割で年間15億ドルに上っている。
 
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