週刊石油展望

 今週はやや軟調な推移を予想する。最近の上昇をけん引していた米国のハリケーン、クルド人自治区独立問題による中東リスク、ドル安が落ち着きを見せていることから上値は重いだろう。クルド独立に関して、トルコがパイプラインを閉鎖するとは考えづらい。なぜならクルド自治区が持つ油田からの輸出が止まれば、パイプラインに関わるトルコ、イラク政府、クルド自治区全員が原油収入を失うからだ。

 また、投機筋の買い玉もかなり膨らんでいるようで、手仕舞い売りの流れはもう少し続くと考えられる。以上のことから短期的には戻り売り優位と思われるが、11月30日にOPEC総会を控える中、今週サウジとロシアのトップが会談したように、産油国には協調減産に関する協力姿勢が見受けられる(米国は除く)。そのため、年末にかけてブレント原油ベースで60ドル到達も想定され得るため、長期目線では打診買いを検討したい。
 
NY原油チャート
 

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