OPECの生産枠の上限と生産量について②

原油下落。米国の原油生産量の増加などで。50.00ドル近辺で推移。

金反落。ドルインデックスの反発などで。1277.7ドル近辺で推移。

上海ゴム休場。大型連休(国慶節)のため。週末は13495元で取引終了。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ360.9ドル(前日比2.3ドル拡大)、円建てで1,291円(前日比14円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京ゴム 1時間足 (単位:円/キログラム)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「OPECの生産枠の上限と生産量について②」

昨日掲載した、OPECの生産枠の上限と生産量についてのグラフをアップデートしました。

期間を分けて見てみると以下のとおりになります。

① 生産枠を原油価格、諸情勢を鑑み、逐一変更を行っている。
② 対象加盟国数の増加(アンゴラとエクアドル)に伴い、生産枠が引き上げられる。
③ 金融危機後の需要低下や在庫増加を想定し、減産が実施される。
④ 生産量が上限を上回るも、生産枠の変更なし。
⑤ 対象加盟国数の増加(イラク)およびリビアの増産を想定し、生産枠が引き上げられる。
⑥ 生産量は枠内へ収斂。
⑦ 原油価格が急落しても、生産調整を行わず、むしろ大きく生産が増える。
⑧ 生産枠上限の設定を行わない。
⑨ 記録的な水準に達した生産にキャップをはめ、原油価格を上向かせるために減産を実施。

②以降、生産枠が大きく上下しているように見えますが、②と⑤は対象国が増えたことを理由に生産枠の上限が上がっています。

もともとOPECは「世界の石油需給の安定化」を減産の大義名分の一つとしています。

その意味では②の減産以降、ほとんど大義名分に則した増減産は行われていないように感じます。

次回のOPEC総会(11月30日)まで残りおよそ2か月となりました。OPECは次にどのような手を打ってくるのでしょうか。

図:OPECの生産枠の上限と対象加盟国の原油生産量の推移 単位:千バレル/日量
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出所:OPEC、CMEのデータをもとに筆者作成

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