米新車販売増や欧州景気回復などからゴムに先高感

 上海ゴム相場の著しい値崩れに追随して9月中に続落していた東京ゴムは、10月に入っていったん安値を出し切り下値堅い商状となっている。

 東京先限は9月29日時点で一時200.3円まで下げ、200円大台を割り込むのは時間の問題という状況にあったが、今のところ200円割れを回避し、まだ弱々しいものの切り返している。相場が再び下げに転じて200円割れとなることも否定はできないが、日足ベースの相対力指数(RSI)が30ポイント台まで低落していることからすると、すでに十分下げて安値を出し切った可能性が高い。

 9月に入ってから上海ゴム相場を押し下げ、さらに東京の連れ安を誘った最大の原因は、9月中旬に開催された天然ゴム生産国大手が開いた価格安定策協議がまとまらず物別れとなったことにある。昨年の会合では大規模な輸出削減策がまとまり、その動きが価格支援に一定の効果をもたらした実績があった。このため先の9月会合でも昨年と同様な内容で話し合いが成立し、マーケットの押し上げ効果になることが期待されていたものの、それが裏目に出たため失望売りにつながった。

 ただし、この押し下げ材料の織り込みが一巡し、先の200円飛び台で安値を出し切って反発トレンドへ変化したとのシナリオが描かれる。
 
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