週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比0.76ドル高の51.44ドル、ブレント原油は同0.97ドル高の57.43ドルとなった。

 前週末22日は協調減産監視委員会の開催を控え、また米掘削リグが前週比5基減少したことなどもあり、戻り売り圧力も強まることなく前日比で小幅に反発した。

 先週も強気有利な展開が先行した。クルド自治区の独立に関する住民投票が行われ、トルコ大統領がパイプライン遮断の可能性を示したことなどから供給懸念や地政学リスクが意識され大幅に上昇した。翌26日は小幅に反落した。テクニカルの強さからWTI原油は一時52ドル半ばまで上昇する場面が見受けられたものの、米国EIA統計を控えた調整売りなどから上げ幅をなくす展開に転じた。翌27日はEIA統計で原油在庫は予想外に減少したものの、ガソリン在庫は予想外に増加するなどまちまちで、ガソリンの利食い売りの動きに連れて売りが先行したが、終盤切り替えしWTI原油は反発した。28日は調整安の展開となった。地政学リスクやテクニカル面の強さから52ドル後半まで上値を伸ばしたものの、クッシング在庫が増加したとの調査やリビアの生産量の回復などが重しとなり上値からは急速に値を削る展開となった。週を通すとWTI原油はおおむね強気を維持したものの製品の下落がブレント原油の利食い売りを促した印象が強い。

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