週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比0.97ドル高の50.68ドル、ブレント原油は同1.2ドル高の56.46ドルとなった。

 前週末15日の海外原油はリグ稼働数が7基減少したことや、ダウ平均株価が最高値を更新するなど支援材料も多かったものの、週末前の利食い売りやWTIベースで50ドルの節目が強い上値抵抗となったことで大きな上伸にはつながらず、往って来いの展開となった。

 先週は、序盤は上値余地を探る形で一進一退の展開が続いていたが、週半ばに発表のEIA在庫統計で堅調な製品需要が示されたことがきっかけとなり上昇、その後は高値圏で持ち合う格好での推移となった。週明け18、19日は強弱まちまちの展開となるも、引けにかけて下落。OPECやIEAが原油需要見通しを上方修正したことが引き続き材料視されたほか、イラク石油相が追加減産や減産期間の延長について言及したことが下支えとなったが、ハリケーンの影響を受けての製油所稼働率の落ち込みや、冬場に備えた製油所の定修入りを背景とした原油在庫の積み増し圧力が嫌気された。翌20日に発表されたEIA在庫統計では原油在庫は予想より増加していたものの、ガソリン、留出油ともに一段の在庫減少が示され、供給逼迫感が強まっていることが支援材料となり、WTIベースで節目の50ドルを超えて上昇した。週末にかけては22日にOPECの減産監視委員会を控えていることもあって、利益確定売りなどの調整はあったものの、小動きにとどまった。

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