ハーベストプレッシャーが忍び寄るトウモロコシ

 米農務省は12日に第2回生産高予想を明らかにする。8月の生産高予想は107億7900万ブッシェル(イールドは123.4ブッシェル)で、これをベースにしたアナリストの事前予想が目先注目される。
 8月下旬にクロップツアーが実施され、約2200の農場の調査を踏まえて算出されたプロファーマーの生産高事前予想は104億7800万ブッシェル(同120.25ブッシェル)。クロップツアーの数字だけに、米農務省の先の数字よりも評価は高いが、100億ブッシェル台の数字ということで、市場はやや冷ややかな反応を示していた。
 4日に発表されたアレンダールの生産高事前は103億2600万ブッシェル(同118.2ブッシェル)、6日に発表されたFCストーンは同106億0700万ブッシェル(同121.4ブッシェル)となっており、プロファーマーをベースにすれば、強弱材料の発表といえる。
 ちなみに、アレンダールとFCストーンは8月に米農務省が示した収穫面積(8736.1万エーカー)を参考にしており、プロファーマーの予想収穫面積は8713.5万エーカーとなる。このプロファーマーの収穫面積でも収穫率は90%の大台を維持しており、大干ばつの割には収穫率が高水準を維持するという、不可思議な予想といえる。
 米農務省が収穫率を大幅に修正しない限り、100億ブッシェルを下回る生産高予想は考えにくく、市場は米農務省の発表に対して動意薄の動きをみせる可能性も想定される。

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