実勢悪から下げるべくして下落している白金

 NY白金は21日まで10営業日連続で下落しており、その期間の下落幅は清算値ベースで76.9ドル、下落率は7.6%となっている。これまでの白金の9月安パターンを何度も指摘してきたが、今年も例年通りに急落している。

 8月末時点のNY白金期近10月限の清算値は998.5ドルであるが、ここ数年、9月の月間の下落幅は100ドル以上が一般的だけに、月末にかけて900ドルを窺うことも考慮しておくべきである。

 NY白金の9月急落の要因として、まずは期近10月限の整理商いを強いられるためで、その整理商いの中心が買い玉整理であることが挙げられる。白金の将来的な需要後退懸念から、期先限月への買い玉の乗り換えが消極的なため、期先での新規買いよりも期近10月限での手じまい売りが優勢で、これが圧迫要因になっている。また、年末を前にしたヘッジファンドの整理商いも多く、それが期近10月限の整理商いと重なり、急落をもたらしていると考えられる。

 ところで、9月に入って、スバルがディーゼル車販売からの撤退を表明、ホンダも販売縮小を打ち出すなど、欧州の自動車メーカーに追随する格好で、日本市場でもディーゼル車の将来的な供給減は避けられない状況にある。
 
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