米シェールの生産効率は低下しているのか?②

原油上昇。米景気回復による需要増加期待などで。50.59ドル近辺で推移。

金急落。ドルインデックスの急上昇などで。1297.7ドル近辺で推移。

上海ゴム続落。14530元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ358.7ドル(前日比9.2ドル拡大)、円建てで1,277円(前日比41円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京金 日足 (単位:円/グラム)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「米シェールの生産効率は低下しているのか?②」

昨日に続き「新規1油井あたりの原油生産量」についてです。

このデータは、一つの新規油井において生産開始後、一定期間(数か月程度)にどれだけ生産したか?つまり“新規油井の生産効率”を示していると言えます。

昨日のグラフのとおり7地区の平均で見た場合、昨年末以降、低下傾向であります。

一方、地区別に見た場合は以下のとおりとなります。

突出して高かった「Eagle Ford」地区の低下が目立っています。

他の地区は、横ばい、やや低下、やや増加などであることから、7地区平均の低下の要因はこの「Eagle Ford」地区の低下にあると考えられます。

テキサス州西部のメキシコとの国境に面したこの地区は、7地区の中で原油生産量生産が2位、稼働リグ数が3位であり、米国のシェールオイル主要地区の中心的な存在といえます。

このため、この地区の新規油井の生産効率が低下(引いては7地区平均が低下)している点は、どこか米国のシェール生産が斜陽に差し掛かった印象を与えます。

ただ、平均を引き下げているのは突出していたたった1つの地区によるものであり、一斉に低下している訳ではない点にも留意が必要です。

7地区平均の低下は、米シェール業界全体が問題を抱えていることを示唆するものではない、と考えられます。

今後「Eagle Ford」の同データがどこまで低下するのか、それ以外の6つの地区で顕著な低下が見られないか等、注目してきたいと思います。

図:米シェール主要7地区の新規油井1つあたりの原油生産量 単位:バレル/日量
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出所:米エネルギー省のデータより筆者作成

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