天然ゴム生産国会議

★ 天然ゴム生産国連合(Association of Natural Rubber Producing Countries=ANEPC)は9月8日に「the Natural Rubber Trends & Statistics for August 2017(天然ゴムのトレンドと統計/2017年8月)」を発行した。それによると、2017年8月までの8ヵ月間の世界の天然ゴム生産量は803万8千トン、需要量は854万4千トンだった。

 こうしたファンダメンタルズを背景に、天然ゴム価格は石油産業や先物市場における在庫、通貨の変動、及び最近の地政学的緊張を受けて上昇している。7月後半に天然ゴム価格はそれまでに比べ若干回復し、8月は複数の市場で上昇傾向が見られた。8月の供給不足は50万6千トンに及んでいる。

 ANRPCはベトナムのホーチミン市で10月23日にサプライチェーンに焦点を当てた会議を開催する。300社を超える業界関係者やアナリスト、15ヵ国の政策当局者が集まり、業界に関連する話題を討議し、適切な政策について語りあうことになる。

★ 世界第三位の天然ゴム生産国であるベトナムが、タイ、マレーシア、インドネシアで構成する(天然ゴム生産国会議(International Tripartite Rubber Council=ITRC)に加盟することが、9月15日にバンコクで開催された大臣級会議で決まった。ベトナムが加わることでこの会議のメンバーの天然ゴム生産量は世界の7割から8割に拡大する。

 会議では天然ゴム市場の将来の方向性が語られ、IRCo Arbitration Centreを設立することが話し合われた。詳細は明かされていない。各国の担当大臣は、今年第2四半期(4~6月)の天然ゴム価格は市場のファンダメンタルズを反映していなかったことを確認した。また天然ゴム価格は、需要が強く、供給が減少していること、変わりやすい天候、小規模農民が他の作物に転作していることなどの情報が十分織り込まれていないことを付け加えている。
 
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