サウジ、生産量の下方修正で減産“不順守”はなかったことに

原油小幅上昇。サウジアラビアの8月の原油生産量が7月比やや減少したことなどで。48.23ドル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスの反落などで。1335.4ドル近辺で推移。

上海ゴム上昇。16745元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ346.0ドル(前日比6.4ドル拡大)、円建てで1,205円(前日比26円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京金 日足 (単位:円/グラム)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「サウジ、生産量の下方修正で減産“不順守”はなかったことに」

昨日、OPECが月報を公開しました。8月までの各国の原油生産量が明らかになり、8月のサウジの原油生産量が7月比減少となったことが一因となり原油価格は反発となりました。

筆者が今回の月報で注目したのはサウジの7月の原油生産量です。8月に公表された7月の同国の生産量が1006.7万バレル/日量だったのに対し、今月公表された7月の生産量は1003.2万バレル/日量でした。

同国の7月の生産量は下方修正されたということですが、この下方修正には通常とは異なる意味があると筆者は考えています。

昨年11月に合意した減産における、サウジ個別の合意内容(上限目標)は1005.8万バレル/日量でした。

つまり、7月の生産量において、8月の月報(1006.7万バレル/日量)では減産を順守できなかったものの、9月の月報(1003.2万バレル/日量)では一転して順守できていたことに修正されたということになります。

減産実施国のリーダーとして、サウジが減産を守れなかったとなれば、減産実施国の士気(減産への意欲)の低下が懸念されます。

今回の下方修正はサウジのリーダーとしての立場をかろうじて守る材料となったと筆者は感じています。

とはいえ、まだまだ同国の生産量は合意内容を守れるかどうかのギリギリのレベルです。引き続き注目していきたいと思います。

図:サウジアラビアの原油生産量 単位:万バレル/日量
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出所:OPECのデータより筆者作成

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