北朝鮮への原油輸出量の上限設定の意味は?

原油反発。OPEC高官が世界の石油在庫が減少する見通しを示したことなどで。48.04ドル近辺で推移。

金下落。ドルインデックスの上昇などで。1329.3ドル近辺で推移。

上海ゴム反発。16715元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ339.6ドル(前日比4.1ドル拡大)、円建てで1,179円(前日比27円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●ゴールド100 日足 (単位:円/グラム)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「北朝鮮への原油輸出量の上限設定の意味は?」

国連安保理が北朝鮮への制裁決議案を全会一致で採択しました。原油は現行の輸出量を上限とすることになりました。

以下はUNCTAD(国際連合貿易開発会議)が公表しているデータをもとに筆者が推定した北朝鮮の原油輸入量の推移です。

北朝鮮は年間400万バレルの原油輸入が行われていると報じられていますが、グラフの2014年と2015年の値がおおむね一致しています。

このグラフをもとに考えれば、北朝鮮への原油輸出は近年減少傾向にあり、足元ではほとんど最低限といえる量が輸出されていたことになります。

そして今回の決議では、その最低限の量の輸出(北朝鮮にとっての輸入)が“許可された”ことになります。

また、国別でみると、中国とロシアの合計は2015年では全体の70%超と推定されます。(両国の2016年のデータは未公開)

今後もこれまでどおり、中国とロシアが担うと考えられます。

公開されているデータからの推定ですので、実態(密輸などを含めた値)と異なるかもしれませんが、原油の件のみを考えた場合、最低限の輸入はできるため、北朝鮮の各種活動を困難にさせるまでのインパクトはないのかもしれません。

図:北朝鮮の原油輸入量(筆者推定) 千バレル
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出所:UNCTADのデータより筆者推計

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