週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比2.16ドル高の49.10ドル、ブレント原油は同2.03ドル高の54.76ドルとなった。

 前週末1日の海外原油は米エネルギー省が前日の100万Bに加えて350万Bの石油戦略備蓄から原油を放出することを決定したことで上値が抑えられたが、OPECの8月の原油の輸出が減少したことが下支えとなり、小動きであった。

 先週はハリケーン「ハービー」の影響により売られていたWTI原油の期近を中心に堅調な推移となった。週明け4日はレーバーデーにより米国市場が休場であったこともあり、原油はほぼ動意なかったが、5日から6日にかけては大幅上昇。ハリケーン「ハービー」の影響により稼働を停止していた製油所が操業を再開し始めたことで原油消費量が正常に戻るとの見通しにより堅調に推移した。翌7日は小幅反落。EIA在庫統計では原油在庫が予想400万B増加に対して458万B増加、ガソリン在庫が500万B減少に対して320万B減少と予想よりやや弱い内容であったが、あまり反応は見られなかった。しかし、新たにハリケーン「イルマ」による原油需要への影響が懸念されていることや、くすぶっている北朝鮮リスクなどもあり、上値は重い展開となっている。

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