米シェール主要生産地区が1地区増えた意味

原油反発。米原油在庫の減少などで。47.05ドル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスの強含みなどで。1293.21ドル近辺で推移。銀が下落、プラチナは金と同様。

上海ゴム下落。16420元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ313.36ドル(前日比およそ1.14ドル拡大)、円建てで1,092円(同4円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 日足 (単位:円/キロリットル)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「米シェール主要生産地区が1地区増えた意味」

米エネルギー省(EIA)が公表するシェール主要地区の原油生産量などのデータを収録している「掘削稼動性レポート」において、EIAは今月のレポートでデータ公表に関するルール変更をアナウンスしました。

・旧主要7地区のうち、Marcellus地区とUtica地区をAppalachia地区として統合
・オクラホマ州の西部を中心としたAnadarko地区を主要地区として追加

新ルールに基づく地域のイメージは以下の通りです。

主要地区の数は7で変わりはありませんが、Anadarko地区が追加となったことで、シェール主要地区の原油生産量合計は増加しています(米国全体の原油生産量は変わらず)。Anadarko地区の原油生産量は7月時点で日量およそ44万バレル(新7地区に占める割合はおよそ7.4%)です。

主要地区としてAnadarko地区が追加されたことは、オクラホマ州の西部を中心にテキサス州の北部に至る地域でシェール開発が進んできたことを認知するきっかけとなりました。

主要地区の追加によって、米国の在来型原油の一部がシェール主要地区の原油としてみなされるようになったため(見た目は“シェールが増えた”ことになるため)、特にシェールをけん制する向きには心理的な影響を与える可能性はありそうです。

米国の国内原油生産の60%超を担うシェール主要地区の原油生産量が過去最高水準に達したこと、その増加傾向が現在も継続していること、そして公表されるデータに主要地区が追加されたことは、いずれも「石油に強い米国」を裏付ける事柄であると筆者は考えています。

図:シェール主要7地区のイメージ
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出所:米エネルギー省(EIA)の資料より筆者作成

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