白金は需給悪化からいずれ急落へ!!

 米国と北朝鮮の地政学リスクの高まりをキッカケにしてNY金は1290ドル台に急伸しているが、NY白金はパラジウムや非鉄の強調地合いに沿って先行する格好で上伸しており、NY金の上伸が白金の一段高をもたらしている。

 ただし、白金を取り巻く需給バランスは悪化したままで、改善の兆しはみられず、NY白金期近10月限は11日に示現した996.7ドルの高値を嵩にして、上げ一服の様相をみせている。

 欧州ではディーゼル車を巡るカルテルが問題視されている。また、都市部へのディーゼル車の乗り入れの規制がより強化されるなど、ディーゼル車の人気が低下している。

 英国やフランスが将来的にガソリン自動車の販売停止を明らかにするなど、欧州自動車メーカーも電気自動車やPHVが開発の中心になっており、ディーゼル車の研究・開発からの撤退も相次いでいる。

 白金の需要の半分以上が工業用需要であり、そのまた半分を自動車用触媒が占める。自動車用触媒の中心が欧州のディーゼル車だけに、白金の将来的な需要の先細りは避けられず、実勢悪を踏まえると、パラジウムや金に追随して急伸した白金は、格好の売り場提供と考えられる。
 
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