OPEC・ロシアが削減したい世界の石油在庫。減産開始後も高水準のまま

原油下落後、引けにかけて反発。米エネルギー省の在庫減少観測で。47.85ドル近辺で推移。

金上昇。引き続きドルインデックスの下落、リスクの高まりなどで。1274.9ドル近辺で推移。銀・プラチナは金と同様。

上海ゴム上昇。16265元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ309.7ドル(前日比およそ5.3ドル縮小)、円建てで1,087円(同11円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京ゴム 日足 (単位:円/キログラム)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「OPEC・ロシアが削減したい世界の石油在庫。減産開始後も高水準のまま。」

現在行われている減産は今年1月に始まりました。終了予定は来年3月です。減産の目的は、世界の石油需給の安定、高水準で推移する在庫の削減などとされています。

減産の延長が決まった今年5月前後に、関連する要人が“世界の石油在庫を過去5年平均まで減少させる”と発言しました。

以下のグラフのとおり、減産が始まった今年1月以降、先月まで、在庫は高止まりしたままです。

また、EIAの見通しは、在庫は現在の高止まりした水準を今後も維持し、そのまま減産が終了する来年3月を向かえるとしています。

2017年7月時点の過去5年平均はおよそ28億バレルです。

これを目安に考えれば、減産体制は目標を達成するためには在庫をおよそ2億バレル削減することが必要ですが、現在は在庫が減少することすら見通されていません。

在庫が減らない、在庫の減少が見通されていないことは、在庫の減少を目標としている減産の実効性に疑問符が付く要因になると筆者は考えています。

図:世界の石油在庫(OECD石油在庫)の推移 単位:百万バレル
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出所:米エネルギー省のデータより筆者作成

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