OPECの7月の生産量は減産開始後最高

原油下落。OPECの生産量の増加などで。しかし、引けにかけて反発。48.87ドル近辺で推移。

金上昇。引き続きドルインデックスの下落、リスクの高まりなどで。1292.3ドル近辺で推移。銀・プラチナは金と同様。

上海ゴム上昇。15935元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ307.7ドル(先週木曜日比およそ3.9ドル拡大)、円建てで1,074円(同10円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京プラチナ 日足 (単位:円/グラム)
1_170814_rakutensec_Yoshida

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「OPECの7月の生産量は減産開始後最高」

8月10日(木)、OPECが月報を公表し、自らの7月の生産量を公表しました。

昨年11月の合意時に加盟していなかった赤道ギニア(OPEC内生産シェアは7月時点で0.5%)を除いた13か国、そして同国を含めた現在の全14か国の生産量の推移は以下のとおりです。

7月は、13か国で順守することで合意した3,250万バレル(グラフの表記は千バレル)/日量という上限を超えて生産が行われたこと、修正された6月の生産量もわずかに上限を超えたことが分かります。

つまり、OPEC13か国が順守するとした昨年の合意内容は、すでに6月には破られており、7月はさらに生産量が増加したということになります。

先月、サウジアラビアが原油の“輸出量”を削減すると宣言しましたが、やはり本来減少されるべき“生産量”が減少しないことには、減産を公約している以上、原油市場の根本的なムードの好転は難しいように思います。

また、少なくとも延長された減産が終了する来年3月まで、原油市場においては“合意内容と実態の乖離”が材料視される展開が続くと考えられます。

図:OPECの原油生産量の推移 単位:千バレル/日量
2_170814_rakutensec_Yoshida

出所:OPECのデータより筆者作成

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事