タイの天然ゴム交易会で30万トンの商談が成立

★ タイのアピラディ・タントラポーン商業大臣は8月2日、タイで開催された天然ゴム商談会で約30万トン、150億バーツ(約500億円)の契約が成立したと述べた。商談会には世界26カ国から100人以上の天然ゴムバイヤーが参加した。世界の天然ゴムの約6割、約1200万トンを消化するタイヤメーカーの購買担当者は米国、欧州、中国、韓国、中近東などから参加したという。

 タイは約450万トンの天然ゴムを生産し、世界のシェアは37%を占めている。今年の上半期の輸出金額は1130億バーツ(約3755億円)で昨年同期比+55%の増加となっている。ここ数年天然ゴム価格は供給過剰と世界経済の低迷を受け値下がりしていた。

 RSS3の価格は昨年の1キロ当たり60.50バーツ(約200円)から55バーツ(約180円)に▲12%下落し、タイの天然ゴム生産の約65%を占める南部農民の収入が減少していた。タイ政府は通常チャンネルによる輸出以外に新たな輸出先を模索しており、また国内需要を少なくとも10%増加させるという目標も打ち出している。

★ タイ政府は18億バーツ(約60億円)の予算を組んで、天然ゴムの国内需要を増やすために各省庁に対して予算を割り当てた。国防省には15億バーツ(約50億円)、農業省には1億6440万バーツ(約5.5億円)、観光スポーツ省に1億3500万バーツ(約4億5千万円)を割り当て、国防省は天然ゴムマットレスや人工芝の購入に充てるという。また観光スポーツ省は、ジムやスポーツスタジアムの床材を購入するという。農業省は家畜牧場の床材に天然ゴムを利用するという。商業省はこうした一時的な天然ゴムの利用だけでなく、長期的な観点から天然ゴムを利用する用途の検討を行っているという。
 
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