ダウ10連騰の後に控えるものは?

 また、北朝鮮に対して国連安保理で新たな制裁決議が採択されたが、北朝鮮の強硬姿勢は変わらず。国連(安保理が5日全会一致で採択した対北朝鮮制裁決議2371号は、北朝鮮の石炭輸出を全面禁止しとしたが、国連安全保障理事会の専門家パネルは、北朝鮮が制裁を逃れて石炭をマレーシアやベトナムに輸出するなどして、日本円にしておよそ300億円を得ていたと指摘する報告書をまとめている。対北朝鮮原油供給の遮断も今回は見送られ、制裁効果には早くも疑問符が付けられている。このような中、8月21日から、米韓合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」が始まる。米空母2隻が朝鮮半島沖に展開する予定だ。北朝鮮は昨年9月9日の建国68周年に5回目の核実験を実施しており、今年もこの記念日に合わせて核実験を強行する可能性もある。8月後半~9月上旬にかけて、地政学リスクが高まる可能性は高い。

 2000年以降のNYダウのデーターを振り返ると、8月・9月の月間騰落率は、必ずしも分が良い訳ではない。また、2000年以降の季節傾向を振り返ると、8月はドル円にとって円高ドル安圧力の強い月でもある。一方、雇用統計を受けて修正安となっているNY金の8月・9月は、月ごとの騰落率を見ると買い優勢の時間帯だ。

 NYダウは史上最高値を更新中だが、ナスダック、S&P500は頭打ち傾向となっている。HFT取引絡みのフラッシュ・クラッシュなど、1987年当時と比べて、世界市場がよりスピード感を持って連鎖しやすい環境となっている。天井確認のできない状況だが、今回の史上最高値更新の後には、相応の値幅を伴う修正が控えていると考え準備した方が、マーケットで生き残れるのではないか?歴史は繰り返す。

 金(GOLD)の押し目買い方針を継続したい。
 
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