雲南省で大雨/インドの補助金/タイの天然ゴム入り道路

★ 中国雲南省のシーサンパンナ自然保護区で、一カ月以上雨が降り続け、天然ゴム農園ではタッピング作業が出来ず生産障害が生じている。7月はタッピングができない日が8日以上続き、採取したラテックスの品質も劣化している。そのため、原材料不足で同地区のラテックス価格が上昇している。ラテックス価格は12.5元/キロとなり、7月初旬より0.5元ほど高い。ある天然ゴム加工工場の工場長は、既に10日以上も原料のラテックスの入荷がないという。

★ インドでは7月26日に天然ゴム価格が140ルピー/キロとなり、7月初めに比べ+12%上昇している。国際価格よりも+27ルピー高い。それまでの天然ゴム価格の下落で国内生産者がタッピングを止めたため品薄になったことが反騰の理由だ。ケララ州政府の天然ゴム農家に対する補助金政策が不透明だった点も生産意欲を殺いでいた。農民はタッピングのための雨よけの措置も怠っているとインド天然ゴム協会のジョージ・バリー会長は述べている。

 インド政府は25日にようやく天然ゴムの補助金政策の内容を公表した。それによるとインド政府は50億ルピーの予算を組んで、栽培地面積が2ヘクタール以下の小規模農家に対して、150ルピーを最低額として補償する。販売額が150ルピー以下の場合は、政府が差額を農家に支払う。昨年は同様の補助金を40万戸の農家が受け取った。バリー会長は「これで生産は復活するだろう。いずれインドの天然ゴム生産量は80万トンになると思われる」と期待している。

 一方、インドのタイヤ業界では7月1日から課税が始まった物品税への対応で、天然ゴム在庫の保有を減少させていた。物品税の導入で経済活動が混乱して、売り上げが落ちると予想しての措置。今年下半期いっぱいは混乱が続くと見られている。
 
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