ナイジェリアの原油生産の今後

原油上昇。米原油在庫減少、シェール業者の開発削減観測などで。49.00ドル近辺で推移。

金下落。ドルインデックスの反発などで。1264.5ドル近辺で推移。銀、プラチナも同様。

上海ゴム下落。15065元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ337.9ドル(前日比およそ2.9ドル拡大)、円建てで1,169円(同9円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「ナイジェリアの原油生産の今後」

ナイジェリアは今週月曜に開催された産油国の会合で日量180万バレルを生産の上限とするとしました。

6月の生産量はおよそ日量175万バレルですのでほぼ、6月の水準を上回らないこととなります。

以下の図のイランについてですが、今年1月の減産開始以降、生産量はほぼ横ばいとなっています。これは減産目標の上限である日量およそ379万バレル/日量に限りなく近い生産を継続しているためです。(増産凍結状態)

ナイジェリアもイラン同様に今後上限一杯で推移することが想定されます。目先の生産量は増加しにくくなりましたが、これは減産ではなく増産凍結であり、生産枠上限以上に生産量は増えなくなったとしても、その生産枠一杯で生産が続き、減産にルール変更がなされない限り同国の生産量が減少する可能性が低くなったと考えらえれます。

また、減産期間が終了した直後に大きく生産量が増加することが考えられます。減産国であれば減産期間が終了すれば生産量が元に戻る(回復する)イメージですが、増産凍結国はそこからさらに増加することが想定されます。

リビアについては6月時点で日量およそ84万バレルの生産ですが、同国は上限の設定がないため、今後さらに生産量が増加する可能性があります。

ナイジェリアについては現状から生産量が減りにくくなったこと、将来の生産量の大幅増加の可能性を内包していること、リビアについては引き続き増産の可能性があるということになります。

図:ナイジェリア・リビア・イランの原油生産量 単位:千バレル/日量
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出所:OPECのデータより筆者作成

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