NY金、200日移動平均線突破!!

穀物市場の歴史的な騰勢を横目に、5月以降は、1530ドル~1650ドルのレンジ、8月以降は1580ドル~1630ドルとさらにレンジを縮小させてNY金だが、いよいよレンジを上に放れてきた。史上最高値を起点とした下降トレンドと重なる上値抵抗となっていた200日移動平均線も上抜き、上昇トレンド加速の状態だ。

きっかけは、連邦準備理事会(FRB)が22日に公開した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で追加緩和への支持拡大が鮮明になった事だ。議事要旨で「大幅かつ持続的に景気回復のペースが加速しない限り、早期の追加緩和が正当化される」という文言が、次回FOMC(9月12~13日)でのQE3発動を意味するのではないかと強気視された格好だ。

ただし、QE3の9月実施に関しては、市場の意見は分かれている。8月1日のFOMC直後に発表となった7月の雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月比で16万人強増え、5ヶ月ぶりの大きな伸びとなり、市場予想を上回った。7月の小売売上高や、米鉱工業生産指数、米景気先行指標や住宅関連などの指標も強気の内容で、景気への楽観的な見方から長期金利や株価が上昇している。米経済指標および金融市場環境の改善を考慮すると次回FOMCでのQE3(追加資産購入決定)はなく、事実上のゼロ金利を続ける期限を約束した「時間軸政策」を強化する可能性が高いとの見方も強い。
今は「2014年終盤まで」としている文言を「少なくとも15年半ば」に延ばすだろうと言うのが市場のコンセンサスになりつつある。

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