サウジの“輸出量減少”についての問題点

原油上昇。サウジの原油輸出減少、ナイジェリアの増産凍結などで。46.55ドル近辺で推移。

金反落。ドルインデックスの反発などで。1257.6ドル近辺で推移。銀、プラチナも同様。

上海ゴム反発。13645元近辺で推移。一時13800元まで上昇。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ326.5ドル(前日比およそ2.7ドル拡大)、円建てで1,136円(同1円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●ゴールドスポット100 日足 (単位:円/グラム)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「サウジの“輸出量減少”についての問題点」

昨日のロシアで行われた減産監視委員会後、報じられたサウジアラビアの“原油輸出量を減少させる”点について、筆者なりに、減産体制が減産を通じて実施しようとしている、世界の石油在庫を過去5年平均まで減少させる、ということについて考えてみました。

・サウジは、昨年8月比、原油輸出量を100万バレル/日量減らし、660万バレル/日量にするというもの。
・サウジの過去5年程度の原油輸出において、対米原油輸出の割合は平均でおよそ16%
・100万バレル/日量減少なのであれば、およそ16万バレル/日量、米国のサウジからの輸入が減少する計算。
・つまり、16万バレル/日量、米国内の原油の供給が減少する計算。
・米国の原油供給が16万バレル/日量減少した場合の米国の原油在庫への影響は以下のグラフとおりと推定。
・サウジの昨年8月比100万バレル/日量の輸出減少だけで、2014年後半から起きた世界の石油在庫の急増の主因とみられる米国の原油在庫を、減産延長期限である来年3月までに、過去5年平均まで減少させることはできない計算。

ということなのだと考えております。

100万バレルと聞くと大きそうな印象を受けますが、肝心なアメリカへの影響はそれほど大きくはない、ということであると考えております。

明日以降、今回の会合で決定したナイジェリアの件もお伝えいたします。

図:米国の原油在庫と過去5年平均の推移 2017年7月以降はサウジの100バレル輸出減少を勘案した筆者推定 単位:千バレル/日量
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出所:米エネルギー省等のデータより筆者作成

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