OPEC以上に、ここからのロシアの動向に注目

原油反落。OPEC会合開催が報じられ減産ルールの厳格化への期待が高まったことなどで。46.09ドル近辺で推移。

金反落。ドルインデックスの強含みなどで。1217.7ドル近辺で推移。銀、プラチナも同様。

上海ゴム反発。13395元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ309.6ドル(前日比およそ10.1ドル拡大)、円建てで1,119円(同24円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●ゴールド100 日足 (単位:円/グラム)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「OPEC以上に、ここからのロシアの動向に注目」

17日(月)にOPECで会合が開かれると報じられています。

延長した減産期間が今月からスタートし、来年3月まで、否が応でも減産の進捗について良し悪しが問われる状況が続きます。

その減産について、リビア・ナイジェリアといった増産可能国の増産、昨年の最高水準を減産目標の上限としているイランの生産の高止まり、サウジアラビア・イラクなどの減産実施国の行き詰まり感など、さまざまな問題がある中、会合で何か新しいことが決まるか注目が集まっています。

OPECに注目が集まる一方、筆者が注目しているのはロシアです。

以下のグラフのとおり、ロシアの原油生産量のここ数年間の動向を見てみると、ほぼ6月から7月をその年の底値水準として、冬場にかけて生産量が増加していく傾向があるようです。

逆に冬から春・夏にかけては生産量が減少する傾向があるようです。

厳冬期に入れば生産設備のメンテナンスをしにくくなることから、夏場前にメンテナンスのため生産施設を休止し、その結果当該期間の生産量の減少、という事象が起きているのではないかと考えております。

もし仮に、季節要因で今年もこの夏から生産量が増加していったとすれば、24か国で実施している減産体制に何等かの影響を及ぼすことが考えられます。

必死になって減産を推し進めるOPEC、季節的に増産する可能性があるロシア・・・高水準の生産が続く米国・・・

OPECはさらにむずかしい時期に入ったものと思われます。

図:ロシアの原油生産量 単位:百万バレル/日量
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出所:米エネルギー省のデータより筆者作成

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