先行きの見通しがわかりにくい時期が年に何回かある

 先行きの見通しがわかりにくい時期が年に何回かある。というよりはっきりわからない時の方が多いのかもしれない。金も原油も穀物も、今この時期は上がるか下がるかなかなか方向感がつかめない。金価格は利上げされた後なので、これまでの利上げ後の動き通りになれば次の利上げが近づくまで上昇するはずだが、米国株価等が堅調で、世界の景気に陰りは無く、金融不安や不良資産は見当たらず、あったとしても中国の銀行等がそれを十分管理している。

 トランプ大統領は、様々な問題を抱えつつも半年の任期をこなし、彼が約束して減税やインフラ投資は影も形もなくなっているのに、米国株価は堅調を推移している。米国のみならず世界の景気は全く問題ない成長を遂げている。

 原油価格は下げるところまで下げた結果反発しているが、米国の生産が増加するという弱気なニュースは既に織り込み済みで、OPECの生産増も耳に新しくはない。

 唯一現時点で言えることがあるとすれば、NY金に対する売り残が増加していることであろうか。4週連続でネット買い残が減少し、NY金に対するネット買い残は7月3日時点で9万枚まで減っているが、売り残は12万枚まで増加している。4月には7万枚であった。過去の例で言えば、売り残が突出してくるとどこかで買戻しが入り、ガラガラと価格は上げ基調になる。米国株価が急落したりすれば、金価格は短期的に急騰するかもしれない。

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