週刊石油展望

≪海外原油市況≫ 週末17日15:30時点、WTI原油は先週比2.15ドル高の95.26ドル、ブレント原油は3.17ドル高の114.20ドルとなっている。
 週初めは米海軍がホルムズ海峡付近で誘導ミサイルを搭載した駆逐艦が原油タンカーと衝突した事や、イスラエルが対イラン戦争を想定した軍事演習を行っているなど中東の緊迫化が背景となった。また、一部報道ではイスラエルが11月6日の米大統領選挙前にイランを攻撃する事を検討していると伝え更なる緊迫化が供給不安を連想させ原油価格を押上げた。 上記に加えて欧州連合(EU)によるイラン原油の禁輸や北海での原油生産の落ち込みが続き、欧州域内で足元の原油供給ひっ迫しているとの観測も買い材料となっている。
 週末の金曜日には今まで騰勢を強めていたブレント原油価格が週末前に利益を確定したいとの思惑が働き高値から売りが先行し上げ幅を縮小した。原油のロングポジションの解消に加えて、WTI売り・ブレント買いのスプレッド取引にも利益確定の動きも見られた。一部報道によると、米政府は戦略石油備蓄を9月ごろ放出する可能性について検討しているともあり、今後の米国政府の動きにも注目である。

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