米国のガソリン在庫と原油在庫の関係

原油下落。ロシアのさらなる減産否定の報道などで。引け間際にやや反発。45.40ドル近辺で推移。

金下落。ドルインデックスの反発などで。1219.7ドル近辺で推移。銀、プラチナも同様。

上海ゴムほぼ横ばい。12650元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ313.86ドル(前日比およそ1.84ドル縮小)、円建てで1,138円(同1円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京金 日足 (単位:円/グラム)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「米国のガソリン在庫と原油在庫の関係」

昨日、米エネルギー省が週間石油統計を公表しました。

本来は水曜(日本時間木曜夜)なのですが、今週は米国の祝日(独立記念日)があったため、昨日となったようです。

その週間石油統計で公表された米国の原油在庫とガソリン在庫について考えてみたいと思います。以下のグラフをご参照ください。

ガソリンは原油を精製して作られる石油製品です。ガソリン在庫は原油在庫と異なり、2014年後半以降に急激に増加していないことがわかります。

この25年間、ガソリン在庫は近年やや増加しているものの、おおむね2億バレル強で推移しており、大きな変動がないのは消費量に応じて精製が行われているためであると考えられます。

ガソリン在庫の減少は原油消費の増加を示し、その結果原油在庫が減少する、という連想もあると思います。

しかし、もともと消費量を想定して精製されたガソリン在庫の増減については、よほどのサプライズ感をもった減少(想定して精製された在庫では目先の消費を満たせないくらいにガソリン消費が突如急激に増加する事態の発生)とならない限り、ガソリン消費が原料である原油在庫を“想定以上に”減少させる要因にはならないのではないかと思います。

ある程度、ガソリン在庫と原油在庫の話は切り離して考えていく必要があるように思います。

図:米国の原油とガソリン在庫の推移(1991年1月以降) 単位:千バレル
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出所:米エネルギー省のデータより筆者作成

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