7月安値は、夏相場の仕込み場(NY金)

 独立記念日に伴う短縮取引の中、米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が57.8と、前月から2.9ポイント上昇し、2014年8月以来2年10ヶ月ぶりの高水準になり、米金利上昇で日米金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いの動きとなった。

 独立記念日に伴う短縮取引の中、米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が57.8と、前月から2.9ポイント上昇し、2014年8月以来2年10ヶ月ぶりの高水準になり、米金利上昇で日米金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いの動きとなった。一旦後退していた、米追加利上げ観測が、強気のマクロ経済指標で、再浮上した格好だ。

 ドル円が三角保合いを上放れ上げ加速、NY金(8月限)が三角保合いを下放れ下げ加速となった。

 米金利の先行指標である「銅価格/金価格比率」は、6月末には下降トレンドをブレイクして上昇基調を強めていた。10年債利回りも、3月から下降トレンドを示していた200日移動平均線を上へ突き抜けていた。

 4日は独立記念日のため米休場だが、5日には6月のFOMCの議事録、7日は雇用統計が予定されている。ここで強気の数字が確認されると、FOMCでの、年内あと一回と見られる追加利上げを織り込む動きも想定される。

 6月26日にNY連銀ダドレー総裁、27日にフィッシャーFRB副議長、イエレンFRB議長、とFOMCメンバーのスピーチがあったが、低インフレへの懸念よりも低金利の継続に対する警戒感の方が強い内容であった。5日のFOMC議事録で、どのように低インフレがとらえられたかを確認したい。

 バランスシート縮小や利上げに関するFedの考えは、週末の雇用統計を経て、12日(下院)、13日(上院)におけるイエレンFRB議長の議会証言で、より明らかになると見られるが、まずは、週末雇用統計に注目だ。強気の数字となれば、イエレン議会証言でドル円は一段高、NY金は一段安が想定される。
 
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