今、小麦相場が熱い!!

 今、小麦相場が熱い。シカゴ市場の小麦相場は期近ベースで1年振りの高値を示現しているが、ミネアポリス市場の小麦相場は2014年5月以来の高値まで急騰しており、そのミネアポリス市場の6月に入っての上昇率は30%を越えている。ミネアポリス市場では春小麦、シカゴ市場では冬小麦が取引されている。

 春小麦の主産地である米プレーンズ北部の土壌水分不足が続いており、そのため春小麦の作柄が悪化。また、7月の同地域の天気予報がホット&ドライを示しており、さらに先高期待が高まっている。

 春小麦の2017年度の作付意向面積は1130.8万エーカーで、前年度の1160.5万エーカー、前々年度の1336.7万エーカーを下回っている。30日に米農務省が作付面積を発表するが、その事前予想平均は1120.6万エーカー。最大の生産地はノースダコタで、2017年度の作付意向面積は5400万エーカー、最も作柄が悪化しているサウスダコタの意向面積は940万エーカーで、両州で全体の半分以上を占めている。

 米農務省が発表した6月25日現在の春小麦の作柄状況で、全米平均の優と良の合計は40%(前週41%、前年同期72%)。ノースダコタは39%(前週42%)、サウスダコタは12%(同13%)。この作柄状況をベースにしてダウジョーンズが算出した平年を100とする作況指数の全米平均は87(前週88、前年同期104)で、ノースダコタは87(前週89)、サウスダコタは65(同66)となっている。91を下回ると凶作に匹敵するが、サウスダコタは大凶作に相当する。ちなみに、1993年の日本の米不足の時の作況指数は74だっただけに、この65がかなり深刻な数字であることが理解できる。
 
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