インドネシアの天然ゴム協会長は7カ月ぶり安値を懸念していないと述べている

★ インドネシアゴム協会(Gapkindo)のMoenarji Soedargo会長は、先週末に同地で開催された主要なゴム生産国の会議に参加した折、中国の輸入減少などを理由に、今月初旬7カ月ぶりの安値をつけた天然ゴム価格については、ファンダメンタルズは依然として堅調であることから、それほど懸念していないと述べた。需給は健全であり、2年前よりはずいぶん改善しているという認識にあるという。

 また2015年300万トンに達した天然ゴム在庫は現在約240万トンまで減っているという。詳細は語らなかったものの、現在の天然ゴム価格の動きは市場内部要因によるものだという。

 インドネシアのゴム生産量は7月から落葉が始まり、例年だと今後数カ月9月頃まで減少する。供給が少なくなれば価格は上がるだろうと述べている。

★ 英国のResearch and Markets社の調査資料によれば、合成ゴム(Styrene – Butadiene Rubber : SBR)需要は2025年までに99億ドル規模になるという。より高性能で長持ちするタイヤの需要が増加すると予測している。

 昨年、天然ゴムは供給が+1.1%の増加であったのに対し、需要は+6%増加している。こうした天然ゴムの不足が合成ゴムの需要を増加させている。過去5年間の合成ゴムの需要は、天然ゴムを350万トン上回った。

 中国、インド、ブラジル等の発展途上国の経済成長により自動車の販売が伸び、2016年~2025年のタイヤ用合成ゴム需要の年平均成長率は+1.7%と見込まれている。またラテンアメリカや、中近東、アフリカ諸国でのタイヤ需要や化学品需要の伸びが見込まれる。

 ちなみに国際ゴム研究会(International Rubber Study Group)の資料によれば、天然ゴムは需要1260万トンに対して、生産量は1240万トン。合成ゴムは需要1493万トンに対して、生産量は1482万トンであった。
 
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