ハリケーンと原油価格

原油続伸。直近の下落の底打ち感などで。43.48ドル近辺で推移。

金下落。ドルインデックスの反発などで。1244.0ドル近辺で推移。銀、プラチナも同様。

上海ゴム反発。一時12900元を試す場面も。12685元で取引終了。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ325.4ドル(前日比およそ0.1ドル拡大)、円建てで1,152円(同3円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京パラジウム 日足 (単位:円/グラム)
1_170627_rakutensec_Yoshida

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「ハリケーンと原油価格」

昨日のグラフで2005年と2008年がメキシコ湾地区に熱帯暴風雨が勢力を拡大したハリケーンのまま上陸した数が比較的多かった件について触れました。

本日は、その2005年と2008年のハリケーンシーズン(6月から11月とされています)の原油価格の推移について触れたいと思います。

以下のグラフのとおり、2005年はハリケーンシーズンの真っ只中である9月にシーズン中の高値を付けています。2008年は金融危機発生後の急落の最中でしたが、9月下旬に一時急反発する場面が見られました。

メキシコ湾岸地区に上陸するハリケーンの数が多い年は、実際の供給障害が起きやすく、その供給障害が原油価格を反発させる要因になる、という文脈なのかと考えられます。(具体的なメキシコ湾地区の原油生産量は昨日のコラムを参照)

メキシコ湾岸地区を中心にした米国の原油在庫の高止まりが、減産期間でも世界の原油在庫が高水準のままとなっていることの大きな要因とみられる点について、一時的にせよ、減産体制の減産効果かどうかわからないにせよ、ハリケーンという一過性の要因が、メキシコ湾岸地区の原油生産・在庫減少、引いては米国の、世界の原油在庫を減少させる一因になる場面もあるのかもしれません。

図:2005年と2008年のハリケーンシーズンの原油価格の推移 単位:ドル/バレル
2_170627_rakutensec_Yoshida

出所:米エネルギー省のデータより筆者作成

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事