週刊石油展望

≪海外原油市況≫ 週末15:30時点、WTI原油は前週比5.32ドル高の93.11ドル、ブレント原油は6.10ドル高の112.71ドルとなっている。
 前週末3日は急反発。7月雇用統計において、失業率こそ8.3%(予想:8.2%)であったものの、非農業部門雇用者数が前月比+16.3万人(予想:+10.0万人)であったことを好感し、株式とともに大幅に値を伸ばした。
 6日週に入っても、その流れを引き継いで相場は続伸。夜間取引では週末に急伸した反動や、熱帯暴風雨「アーネスト」の勢力が弱まり進路を変えたことなどで売りに押されたが、その後反転。ECBの国債買い取り計画に対し独政府が支持を表明 したとの報でユーロ高/ドル安に転じ、原油も上昇した。翌7日も、3営業日続伸。米ボストン連銀総裁によるFRBは国債やMBSの保有残高を増やすべきだとの発言により、追加緩和期待から上昇した。また、シェブロン社のカリフォルニア州製油所での火災による供給障害懸念から、ガソリン相場が急上昇したことで原油もつれ高となり、一時94.42ドルと5/16以来となる94ドル台まで値を伸ばした。8日は、4営業日ぶりに反落となる。EIA在庫統計にて、原油が372.9万バレル減少と予想(155.0万減少)を大幅に上回る取り崩しとなり、一時94.72ドルまで上伸し たものの、その後は利食い売りに押され上げ幅を縮小。帳入値は前日比-0.32ドルの小反落となった。続く9日は、一進一退の展開。夜間取引から、内容の良かった米経済指標を手掛かりに堅調に推移したが、前日の高値(94.72ドル)を試すまでの勢いはなく、その後はユーロ安/ドル高に押されて下落した。結局、前日比ほぼ変わらずであった。

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