米中西部地区の原油在庫とカナダからの輸入量はともに増加傾向

原油急落。米国の原油・ガソリン在庫増加などで。44.70ドル近辺で推移。

金乱高下。ドルインデックスの上下などで。1261.8ドル近辺で推移。銀・プラチナも同様。

上海ゴム反発。強気な経済統計などで。12750元で取引終了。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ325.2ドル(前日比およそ15.8ドル縮小)、円建てで1,128円(同44円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「米中西部地区の原油在庫とカナダからの輸入量はともに増加傾向」

昨日までの数回、米エネルギー省が提唱する5つの石油管理地区について、地区別に原油在庫・生産量・輸入量などを見てきました。

今回はその地区の中の「中西部」(地区の区分けについては6月9日のコラムをご参照ください)の原油在庫、およびそれと関わりが強いと考えるカナダからの原油輸入量について触れたいと思います。

この地区はカナダと接する地区であると同時に、複数の主要なパイプラインや原油の集積地がある地区といえます。

つまり、以下のグラフでも触れておりますが、近年増加傾向にあるカナダ産の原油が輸入されこの地区に消費されるのを前に一時的に貯蔵されている(在庫として積み上がっている)ものと思われます。

また、中西部の南に位置するメキシコ湾地区で生産されたWTIで知られるWest Texas Intermediate(西テキサス産の中間留分の原油)貯蔵しているといわれるCushing(オクラホマ州)があることも特徴と言えそうです。

さらには、キーストンXLやダコタアクセスなどのパイプラインの建設が進めば、カナダからの原油輸入量や同地区の原油生産量(特にノースダコタ州のバッケン地区のシェールオイル)の増加が見込まれるものと思われます。

中西部地区はメキシコ湾地区ほど急激な在庫増加にはなっておりませんが、数年前からゆっくり続く同地区の原油在庫の増加傾向には今後も注意が必要であると思われます。

図:米中西部地区の原油在庫とカナダからの原油輸入量
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出所:米エネルギー省のデータを元に筆者作成

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