在庫が高止まりするメキシコ湾岸地区での原油輸入量は減少

原油反発。サウジ・ロシアの減産体制が原油在庫を減少させる旨の発言などから。46.09ドル近辺で推移。

金おおむね横ばい。ドルインデックスは小動きだったことなどで。1267.4ドル近辺で推移。銀は下落。プラチナは反発。

上海ゴム大幅反発。一時12800元を試す動きも。12630元で取引終了。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ323.2ドル(前日比およそ6.2ドル縮小)、円建てで1,119円(同17円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京ゴム 日足 (単位:円/キログラム)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「在庫が高止まりするメキシコ湾岸地区での原油輸入量は減少」

前回、前々回と、米エネルギー省が提唱する5つの石油管理区の境界や原油在庫について触れました。

今回は、これらの地区の原油輸入量について触れたいと思います。

以下のグラフのとおり、現在、5つの地区の中で最も原油在庫が積み上がっている(全米のおよそ半分)メキシコ湾地区の原油輸入量が05年のピークレベルの半分程度になっています。

また、中西部においては、2000年代後半あたりから徐々に原油輸入量が増加しております。これは地理的条件上、おおむねカナダからの輸入がメインであると思われます。

減少傾向にあるとはいえ、それでもメキシコ湾地区が全米の原油輸入のメイン地区であるということになるかと思います。

この地区での輸入が減少していること、前回述べたとおり同地区の原油在庫が急増していること、そして一定速度を保って全米全体の原油消費量が増加を続ていることなどを勘案すれば、同地区の原油在庫増加の主因は、同地区の原油生産量の増加なのではないか?と想像されます。

メキシコ湾地区の原油生産量増加→全米のおよそ半分を有する同地区の原油在庫増加→世界の石油在庫の4割強を有する米国の石油在庫の増加→世界の原油在庫増加…とすれば、究極は、メキシコ湾岸地区の原油生産量の増加が世界の石油在庫の増加の主因、と言っても過言ではないように思えます。

明日以降、5地区の原油生産量をお伝えします。

図:米エネルギー省が提唱する5つの石油管理区の原油輸入量 単位:千バレル
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出所:米エネルギー省のデータを元に筆者作成

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