「スーパー・サーズデー」を終えて

 一方、ラマダン入りしてから、世界各地でテロ事件が頻発しています。サウジを始めとするアラブ諸国とカタールとの断交は、クウェートが仲裁に入っており、落ち着きどころを探る展開となっていますが、北朝鮮に核実験の兆候があると報じられている点には注意です。

 北朝鮮北東部・咸鏡北道豊渓里(ハムギョンブクトプンゲリ)の核実験場での動きが緊迫してきたと、報じられている中、CNNは朝鮮戦争勃発日である6月25日前後が核実験の候補日と伝えている。

 国連安保理・北朝鮮制裁委員会の報告書によると、3月の北朝鮮による石炭輸出量は6342トンで、120万トンを超えた1月と2月に比べ激減した事に続いて、4月はいよいよゼロとなった。輸出額は、1月と2月は1億ドル(約110億円)を超えていたが、3月は57万ドル(約6400万円)、4月はゼロとなった。

 北朝鮮は2016年9月に5回目の核実験を強行。国連安保理は11月、制裁決議を採択し、北朝鮮産石炭の輸入に規制をかけた。最大の輸出先である中国は今年2月、制裁を履行する措置として、年内は北朝鮮からの石炭輸入を停止すると発表していたが、履行されているのが裏付けられた格好。

 北朝鮮の望む米朝2ヶ国間協議実現に向けて挑発行動が続きそうです。ここ最近のミサイル発射実験にはマーケットは反応薄ですが、米国がレッドゾーンと定めた核実験を実施の場合、これまでの市場反応とは異なる可能性もあるだろう。

 ドル円は重要イベントを無難に通過して米利上げ観測を背景に、自律反発局面だが、リスク要因を考慮すると、ドルの上値・NY金の下値は、それぞれ限定的になると見る。

 NY金は6月中旬から一目均衡表で変化が起こりやすいと言われる雲のねじれが相次ぐと同時に、200日移動平均線上にある雲の厚みも薄くなる。支持線としても抵抗線としても、雲の信頼性が落ち込む時間帯になる。テクニカル的なダマシにも注意したい。
 
min20170612-3
 

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