米国の自動車販売5ヵ月連続で前年割れ

 米国の自動車販売台数は5ヵ月連続で前年割れとなり、2009年以来の減少となっている。5月の販売は151万9千台で前年比▲0.5%減。フォード、ホンダ、日産、フォルクスワーゲン以外のすべての自動車メーカーで販売台数が減少した。

 その背景には米国の家計の借入額の増大が挙げられる。同負債残高は金融危機直前の水準を抜いて過去最高となっている。超低金利も手伝い米国家計は着実に借金が増えているが、その内容は住宅ローンではなく、学費ローン、カードローン、自動車等のローンである。残高は1兆ドル(約109兆円)を超えている。

 そのため銀行はとりわけ自動車ローンへの警戒感を強めている。FDIC(米連邦預金保険公社)の統計によれば、商業銀行の3月末の自動車ローン残高は昨年末比▲16億ドル減少して、4,400億ドル。クレジットカード債務残高は2009年1月以降で最高水準に達している。個人のデフォルトも増加しており、そのため銀行の貸し出しは審査を厳しくしているので、今後の自動車販売や個人消費への影響が懸念される。
 
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