週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比0.81ドル安の47.79ドル、ブレント原油は同1.18ドル安の50.08ドルとなった。

 前週末5月26日の原油市況はOPEC総会後の下落に対した安値拾いの買いが優勢となり1ドル程度反発する動きとなった。また、他商品の反発や米GDP結果の好感等も支援となった模様。

 先週は週明け29日がメモリアルデーで多くの国が休暇となる中動意薄となるが、翌30日にはリビアが生産回復見通しを示したものの反応はなく小幅に上昇に対する修正が入った程度の値動きとなった。翌31日はリビアの生産量が約83万Bまで回復という報道により下落幅が拡大し、サウジが協調減産の効果を指摘するコメントもあったが総会直後ということもありほぼ反応なく売りが優勢な展開となった。ただし、終盤に発表されたAPI統計では原油在庫が前週比867万B減少と大幅に減少が示され下げ幅を縮小した。翌1日はEIA統計は事前減少予想が示されていたうえAPIで大幅減が示されたものの利食い売りやテクニカルな売りで上げ幅をなくす展開が先行した。EIA統計では原油が642万B減少と大幅な需給改善が示され49ドル台まで上値を伸ばすものの、生産の小幅増加や高値圏では利食い売りが入ってか終盤下落に転じるなど不安定な動きとなった。週末2日に関しても特段材料はない中ではあったが、在庫減少で価格が維持できずという失望やテクニカルな売りが優勢となり夜間には一時47ドルを下回るなど下落優勢な展開が続いている。

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