休場のディール

5/29は米英が休場、そして中国も休みという事で、アジア寄付きの調整以降はさすがに多くの参加者もスイッチをオフにしてお昼寝モードという感じであった。

主要市場がお休みの時の典型的な値動きの一つであるが、最終的には寄りと終わりがトントンの市場が殆どで、時折チキンレースの崩れから価格が走り出す市場もある。

いずれにしてもトータル横ばいの市場が殆どである。

ただ、これがイコールで取引機会や収益減の理由になる分けではない。

プロの視点では漁場が変わっただけで、ディールも「それ」に合わせた手法に切り替えるだけであり、潮目の変化や満ち引きを理解していれば、同じ場所に糸を垂らし続けて「今日は釣れないな」といった事にはならない。

よく聞く「閑散」「商い無し」といった言葉は、あくまで外側の一部分だけを捉えた表現であり、稼げるかどうかといった事とは関係ない。

つまり、主要市場が休場であろうと無かろうと、運用者にとっては違和感のない日常である……がしかし、やはり外が休みの方が「おいしい」というのが本音かもしれない。

昔ほどではないが、パターンに構造的な変化は無く、欲を見せなければ、枚数だけは一人前に振る非効率な商いより、余程洗練された取引ができる。

「欲」と言うのは、例えば冒頭の説明にある「チキンレースの崩れから走り出す」タイミングで参入したり、著しく流動性が細るレベルまで追い続ける事であり、その辺りの判断やメンタルのコントロールが出来ていないと結局はトントンになる。

次回、米国市場が休場の時は、是非中の動きを追ってみて頂きたい。

100回ありきたりなニュースに目を通すより、1回身をもって「その中」を体験する方が何倍もの価値がある。

興味深い発見があるかも知れない。

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