今後の原油価格の反発のきっかけは、OPECの口先介入!?

原油小幅上昇。ドライブシーズン入り、延長が決まった減産への期待などで。49.99ドル近辺で推移。

金ほぼ横ばい。他市場の休場などで同意薄。1270.0ドル近辺で推移。銀はやや上昇・プラチナは小幅。

上海ゴム、端午節のため休場。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ313.1ドル(前日比およそ5.4ドル拡大)、円建てで1,095円(同14円拡大)。ともに価格の関係はプラチナ<金。

●東京ゴム 日足 (単位:円/キログラム)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「今後の原油価格の反発のきっかけは、OPECの口先介入!?」

昨晩のNY原油市場はやや反発しました。まだ総会前の水準には戻っておりませんが、それでも下落一辺倒の雰囲気からは脱しているように思えます。

ガソリンの需要期といわれるドライブシーズンに入ったこと(原油消費拡大・在庫減少期待)、内容に新鮮味がなかったとはいえ本来6ヵ月だったところ9ヶ月間の延長で減産延長が合意したことがプラスに受け止められ始めたようにも思えます。

筆者はこうした強材料以外にも原油価格が上昇する材料はあるものと考えております。

それは今後想定される“減産実施国の要人による口先介入”です。

以下のグラフのとおり昨年から今年にかけて、減産や増産凍結などの需給を引き締める・在庫を減少させることが期待される施策を検討する等の“アナウンスの度に”、原油価格が反発したことが分かります。

延長した減産については内容はほぼ6月末までの減産を踏襲するものでしたが(この点において失望が出た訳ですが)、失望があったということは、理想とのギャップがあったということでもあり、それはつまり「今回生じた“ギャップ”が減産国によって今後埋められる可能性がある」ということであると思います。

“埋めるられる可能性があるギャップ”は、減産参加国にとってチャンスと映っている可能性があります。

例えば、サウジとロシアが“減産幅を拡大する検討をする”“減産免除の例外国を廃止する”“それらを協議するために臨時総会・会合を開催する”などとアナウンスしたとすれば、市場はそれを好感し、原油価格は上昇する方向に向かう可能性はあると思われます。

需要期入りしたとはいえ、引き続き、減産参加国の要人の発言に要注意かと思われます。

図:WTI原油価格 (単位:ドル/バレル)
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出所:CMEのデータを元に筆者作成

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