減産進捗率100%超はどう評価されるのか?

原油反発。OPEC総会後の失望売りが一旦収まった模様。49.92ドル近辺で推移。

金反発。米金利低下などで。1271.0ドル近辺で推移。銀・プラチナも同様。

上海ゴム下落後レンジ相場。13400元から13500元強の間での推移。13465元で取引終了。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ307.7ドル(前日比およそ0.7ドル縮小)、円建てで1,081円(同9円縮小)。ともに価格の関係はプラチナ<金。

●ゴールド100 1時間足 (単位:円/グラム)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「減産進捗率100%超はどう評価されるのか?」

5月25日(木)のOPEC総会の前日、OPEC・非OPEC共同減産監視委員会(JMMC)が開催されました。

JMMCは、減産開始後、毎月の減産進捗率を公表している、一部の減産参加国で構成された減産合意で謳われている組織です。

この組織が24日に公表した4月の減産参加国の減産進捗率は「102%(3月比+4%)」でした。

以下はOPECのウェブサイトに公表された同委員会開催時のプレスリリースより抜粋したものです。

As of April 2017, the OPEC and participating non-OPEC producing countries achieved an impressive conformity level of 102 per cent, an increase of 4 percentage points over the March 2017 performance. (中略)The JMMC expressed great satisfaction with the results.

JMMCは結果に大変満足している(great satisfaction)旨の表現もあり、100%超えは好材料とされているようです。

一方、以下のグラフのとおり、100%超えと評価された4月の減産参加国24か国の原油生産量の合計は、2016年の前半のレベルであったことが分かります。

減産の基準となった昨年10月よりは劣るものの、それでもこの10年間の中でも非常に高い水準といえるように思われます。

もちろんこの10年間、消費も伸び続けていることから、生産量だけが伸び続けている訳ではありませんが、それでもこの高水準で100%となれば、減産参加国はこれ以上積極的に減産を行うのか、疑問が残るところです。

図:減産参加国24か国の原油生産量(筆者推定) (単位:百万バレル/日量)
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出所:米エネルギー省のデータを元に筆者作成

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