生産国連合は今年の天然ゴム需給は供給不足になると予測

★ 天然ゴム生産国連合(the Association of Natural Rubber Producing Countries :ANRPC)は2017年の天然ゴム需要は1,281万7千トンと2016年より+1.8%増加し、一方、供給量は+5.7%増の1,277万1千トンになると予測している。

 2017年1-4月期の生産量は前年同期比+5.1%増で、その6割をタイとインドネシアの2国が占めている。2国の生産量は前年同期比でインドネシアが+6.7%増、タイが▲7.1%減となっている。需要は合計で前年比+1.3%増。大手需要国の中国は+0.3%で、インドは+3.0%だった。

 ANRPCは毎月の生産と需要見通しも策定している(表『天然ゴム生産国連合(ANRPC)の天然ゴム需給見通し』参照)。それによると、1-2月は供給過剰だが、残りの10ヵ月は需要が供給を上回る予想となっている。また6月のピークでは需要が生産量を68万8千トン上回るとしており、年末にかけて需給はバランスし、12月には4万6千トンの供給不足になるとの見通しだ。

 今後の天然ゴム価格について、ANRPCは、7年前の大規模植林計画による生産増の市況への影響を認めたうえで、価格は需給だけで決まるわけではないことを強調。強いドルが天然ゴム価格改善の妨げになっているが、今後3ヶ月はコモディティー価格全般とりわけ原油価格の動向に左右されながらも上昇方向に推移するだろうとしている。なお、国際通貨基金(IMF)は今年2月末に2017年のコモディティー価格は18%上昇すると述べている。
 
zu01
 
zu02
 

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事