世界の原油在庫の取り崩しには、対米原油輸出の減少が必要

原油続伸。51ドル超え。およそ1ヶ月ぶりの水準。減産延長への期待、ドル安などで。51.10ドル近辺で推移。

金上昇。ドルインデックスの反落などで。1260.2ドル近辺で推移。銀・プラチナも同様。

上海ゴム引けにかけて反発。一時13800元まで下落するも引けにかけて反発。13910元で取引終了。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ311.1ドル(前日比およそ3.5ドル縮小)、円建てで1,098円(同11円縮小)。ともに価格の関係はプラチナ<金。

●東京ゴム 週足 (単位:円/キログラム)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「世界の原油在庫の取り崩しには、対米原油輸出の減少が必要」

明後日のOPEC総会を前に、減産参加国の要人の発言が散見されます。

“世界の原油在庫を過去5年平均まで減少させる”が減産延長の大義名分であるとする旨の発言も聞かれますが、世界の原油在庫急増の主因である米国の原油在庫の取り崩しが、世界の原油在庫を減少させる重要な鍵となると考えられます。

米国の原油在庫は以下のとおり、現在5億バレル強あるとされています。(1次供給のみ)

米国の在庫積み上がりの要因は、消費を上回る供給(この場合の供給は国内生産+輸入)にあると見られます。

供給を減少させるために必要で、かつ減産実施国ができることは、米国への原油輸出を削減することであると思われます。

つまり、今回、減産延長で合意した場合、減産国はこれまで以上の減産に加え、米国に原油を輸出しない、という点も重要になってくるものと思われます。

米国内の原油需要の拡大を期待したり、同国の原油生産の拡大を懸念することもあるかもしれませんが、とりもなおさず、米国に原油を輸出しない(米国内の原油供給を増やさない)、という点も米国以外の産油国に課せられた、世界の原油在庫を減少させる上での課題であると思われます。

図:米国の原油在庫(1次供給のみ) 単位:百万バレル
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出所:米エネルギー省のデータを元に筆者作成

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