減産延長でおよそ2億バレルの原油在庫を取り崩す!?

原油続伸。50ドル超え。減産延長への期待、ドル安などで。50.62ドル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスの反落などで。1254.3ドル近辺で推移。銀・プラチナも同様。

上海ゴム上昇。週末は一時14200元まで反発。本日の日中取引でもさらに上値を伸ばす場面も。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ314.6ドル(前日比およそ2.1ドル縮小)、円建てで1,109円(同8円縮小)。ともに価格の関係はプラチナ<金。

●ゴールド100 日足 (単位:円/グラム)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「減産延長でおよそ2億バレルの原油在庫を取り崩す!?」

今週、5月25日(木)にオーストリア・ウィーンでOPECの第172回(定時)総会が行われます。

現在実施中で今年6月末までとされるOPECと11か国の非OPECの原油の減産について、それを延長するかどうか、協議がなされるとされています。

これに先立ち、先週、一部のメディアはサウジとロシアが減産を延長することで合意したと報じました。

しかしながら現在はまだサウジ・ロシア間で(合意ではなく)同意したに過ぎない状況であるとみられ、正式な決定は総会を待つと、いうことのようです。

注目しているのは、サウジとロシアが2018年3月まで減産を延長することに同意した上で、ロシアの石油相であるノバク氏が“原油在庫を過去5年平均の水準まで減少させる”と発言した点です。

もともと減産は“世界の原油バランスを均衡化させる・高水準な在庫を取り崩す”ことなどを目標としていました。

その文脈では、在庫を減少させるとしたノバク氏の発言はさほど違和感を感じることはありませんでしたが、その量と期間に問題はないのか?と感じています。

仮に、世界の原油在庫の目安の一つとされるOECD在庫(主要35か国の原油在庫)を5年平均まで減少させるとすると、およそ2億バレルの在庫を取り崩さなければなりません。

次回以降、関連資料を掲載していきますが、この2億バレルの在庫削減には米国の原油在庫の取り崩しは必須であるように思われます。

図:OECD原油在庫の推移 (単位:百万バレル)
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出所:米エネルギー省のデータを元に筆者作成

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