週刊石油展望

≪海外原油市況≫ 週末27日15:30時点、WTI原油は前週比1.99ドル安の90.01ドル、ブレント原油は同1.28ドル安の106.14ドルとなっている。
 前週末20日は7営業日続伸し、上げ幅が10%超となった流れから転じ、調整安となった。スペインのバレンシア州が政府に支援要請をすると発表したことによる債務懸念の高まりもあり、リスク回避姿勢から売り優勢となった。
 23日は、中国の経済成長率の鈍化見通しが示されたことや、スペインの他州も支援要求するのではといった懸念や、スペインのGDPの減少幅が悪化する見通しが示され、同国の財政状況の悪化が意識され、3%超の下落となった。24日は急落した前日の調整から小幅高。ドイツの格付け見通しの引き下げ等ドル高に圧迫されたが、シリアで化学兵器を使用する可能性が示されたことなど中東の緊迫が意識され支えられた格好となった。25日は米国の原油とガソリン在庫が予想外に増加したことから一時急落する場面も見受けられたが、翌週にFRBが追加刺激策を発表する可能性が報道されたことなどからプラスサイドを回復した。26日にはドラギECB総裁がユーロ存続のためにあらゆる措置をとると発言したことでドル安ユーロ高の展開となり上昇、その後米国経済指標も改善したことや株式も大幅に上昇したことが好感され、週末から週初にかけた下落幅を縮小して取引されている。

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