OPECの原油生産量、2次供給は一貫して増加傾向

原油反発。EIA公表の短期見通しでOPECの減産が4月も順守されたことが明らかになったことなどで。46.24ドル近辺で推移。

金引けにかけ反発。一時100ポイントに迫った後、反落したドルインデックス動きなどで。1222.3ドル近辺で推移。銀・プラチナも金同様。

上海ゴム下落。一時13800元を目指すも到達せず、引けにかけて下落。13580元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ315.1ドル(前日比およそ7.0ドル拡大)、円建てで1,133円(同33円拡大)。ともに価格の関係はプラチナ<金。

●東京ゴム 日足 (単位:円/キログラム)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「OPECの原油生産量、2次供給は一貫して増加傾向」

昨日、米エネルギー省が短期見通しを公表しました。この月次で公表される短期見通しには、OPEC、ロシア、米国等の主要産油国の前月までの産油量のデータを含んでいます。

以下は昨日の短期見通しより、OPECの2016年12月(減産開始直前)から先月までのデータを抜粋したものです。

ぱっと見て筆者が気が付いた3つの点を簡単に述べたいと思います。

①32.50(日量3,250万バレル)を下回らなくてはならないOPEC13か国合計の生産量は、1月以降、4か月連続で順守状態にある。しかしながら、1月から始まった生産量の減少傾向は3月までで、4月は3月比、増加となった。

②OPEC全体のおよそ3割のシェアを占めるサウジアラビアの生産量は、4月は3月比若干ながら増加となった。

③減産目標外の2次供給(ガス生産時に発生した液体等。世界の原油供給にカウントされる)が、減産開始後(12月比1月)大きく増加し、2月以降増加傾向を維持している。

①・②より、OPECは4月も全体的には生産目標を順守しているものの、減産期間前半(1月~3月)よりは勢いが衰えてきているようで、その主因がサウジにあると考えられます。

③より、合意内容順守のため、1次供給は減産しつつも、2次供給は増産し続けていることから、1次供給の減産を2次供給の増産が、外貨獲得をなるべく減らさないようにするための手段になっている可能性があると見られます。

明日はOPECが自らの4月までの生産量を公表します。そちらも注目したいと思います。

図:OPECの原油生産量の推移 (単位:百万バレル/日量)
(修正後)2_170510_rakutensec_Yoshida

出所:米エネルギー省のデータを元に筆者作成

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